NRK活動報告書

更新は年に数回

全ては「ささくれ」から始まった

お久しぶりでヤンス
長らく体調不良だったのがようやく回復してきたぞヤッター


いやね、昨年度に職場のベテランが2人同時に辞めちゃったせいか今年度入ってからバカみたいに忙しかったんですよ。
そんで4月の終わり頃に熱出して寝込んだんだが。その時は一日寝てたら治ったから特に病院にも行かなかったんですわ。
その少し後に左手の中指の先端に小さいささくれができてて、邪魔だなと思って引っこ抜いたらちょっと傷になったわけだ。
それが一週間くらい経っても一向に塞がらないしズキズキして痛いなーとは思ってたけど、まあただの切り傷だから大して気にも留めずにいたと。
このあたりで左手の中指だけやたらと冷たい気がしてたんだが、それだけで医者に行くのもなあと思って特に何もしてなかった。
そしたらGW中にまた発熱して40℃まで上がって救急外来にかかって先生に診てもらったんだけど、熱のことでいっぱいいっぱいだししゃべる元気もないから指の話はしなかった。


で、熱は2〜3日でよくなったんだけど、それから2週間くらい経ってもまだ指の傷は治らないし、むしろどんどん傷口が大きくなってくるし、しまいにゃ左腕全体がズキズキと疼いて中二病ではない)あまりの痛さに夜も眠れなくなってきてロキソニン飲んで寝る生活になってしまった。
この頃になるとさすがに周りも様子がおかしいのに気付いてきて、「それ膿んでるんじゃない?」と先輩から指摘されてとりあえず職場の形成外科を受診してみることに。
プロによく診てもらった結果、化膿してるんじゃなくてレイノー症状の悪化で血流が途絶えた(ドップラー当ててみたら問題の指だけ見事に音がしなかった)ことにより潰瘍になっていたことが判明。
対処が遅かったせいで当初はただのささくれだったものが直径1cm近くあるクレーターへと成長を遂げてしまったのである。どうしてこんなになるまで放っておいた自分。
先生曰く、化膿もしてたとしても変にほじくると潰瘍の方が余計に悪化しそうだから血流を良くして様子見するしかないとのこと。
原因は分かったけど、いつも飲んでる薬との兼ね合いもあるからこちらの病院であまり薬出すわけにもいかないということで、とりあえずプロスタンディン軟膏(潰瘍治療薬)と感染防止に抗生剤出してもらった。


で、勤務時間中抜けて受診したので一応技師長に経緯を報告したら「いや病院行け」と言われて急遽有給取って主治医の先生に診てもらうことに。職場でただ一人有給使いまくるマン。
そんなわけで本来の予約日よりだいぶ早く診察に来ちゃったけど、この程度で予約外で受診するのもなんだかなーとか思ってたわけだが。
先生「今日はどうしたの?」
私「実は指が潰瘍みたいになっちゃって…こんな感じで」
先生「うわー!!」
というやりとりを経てようやくアッこれ放っておいちゃアカンやつだったんやと気付く。
さらに先生から「ちょっとこれは一回入院して点滴でちゃんと治療した方がいいと思う」とまさかの展開に。
「いやでも先生来週人手が足りなくて今入院するのはちょっと厳しいんですけど…」って渋ったら「指腐っちゃうよ!?」と恐怖の宣告。
それでも次週また診察に来ることを条件に外来での内服治療で釈放してもらえることに。(マジで怒られそうだから人手が足りない理由が同じチームの先輩が新婚旅行に行くからってことは黙っておいた)


処方
・リマプロスト5μg×2錠
・アンプラーグ100mg×1錠(いずれも血管拡張薬、毎食後)
アムロジピン5mg×1錠(血管拡張作用のある降圧剤、一日一回朝食後)


まー薬代の高いこと高いこと。今年から法律変わって薬代も自己負担になった矢先にこれで涙出ちゃう。


そんで一応治療の経過は技師長に報告して、チームの先輩と相談してしばらくの間日直とか当直とか拘束とか外してもらったり代わってもらったり週一で午前休んで病院行かせてもらったりして(すまん)、盆過ぎてようやく回復。
傷口だったところはまだ若干凹んでるけど、ちゃんと塞がってるからもう大丈夫とのこと。
ただのささくれがまさか4か月もかかるとは思わんかった。あーびっくりした。


今回の教訓:レイノーなめたらアカン