NRK活動報告書

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八重の桜感想

去年(もう一昨年か)に引き続き大河ドラマ感想。


「八重の桜」。
ぶっちゃけ新島八重って言われてもお前誰だよって思ったし、幕末興味ないから見る気なかったんだけども。
知り合いに福島出身多いのでなんとなく第一話を見て、そのままなんとなく最後まで見てしまった。
感想としては、「まあそこそこ面白かったな」って感じ。「平清盛」ほどではなかったなー。
幕末〜明治にかけてを「敗者」である会津の視点から取り上げた大河って今までなかったので、これまでとは全く違った幕末ものだったのは良かった。
あと会津戦争編はすごかった。戦争を民間人まで巻き込んでここまで悲惨なものとして描いたのも珍しいんじゃないかな。


会津編が壮大すぎて京都編に移ってからは惰性で観てる感があったが。
というか京都編に移行は消化試合って感じだったなー。特に同志社ができてからの時間配分を間違えた感は酷かった。
日清戦争編を一話分も使わずに駆け足で終わらせるくらいなら最初から新島襄が死んだあたりで終わりにすればよかったのでは。
嫂の不倫騒動だの姪っ子の駆け落ちするする詐欺だのにあんなに時間割くぐらいなら看護師編とか日清戦争その後をもうちょっと掘り下げられなかったのかと。
最終話で思わず「一年もあったのになにやってたんだ!」とテレビを叱りつけてしまったわよ。


あとオープニングの映像は本当に酷かった
月替わりで違ってたけど、どれもこれも専門学校の生徒の卒業制作みたいな変テコリンな映像だし、人物は綾瀬はるかしか出てこないし(しかも「八重」ではなく「綾瀬はるか」)、なんだこの綾瀬はるかのPVはって思いながら毎週観てた。
毎月毎月コロコロ替えるくらいなら最初から一年間(せめて半年)流しても飽きないくらいのものを作りなさいよ、と思いましたね。


あ、でもそこそこ面白かったけどね。
登場人物の衣装がバリエーションに富んでて(特に京都編以降)華やかで良かったです。
明治〜大正あたりの和洋折衷のモダンなデザインが好きなので、衣装や小道具見てるだけで楽しかった。
あとは尚之助さまとかジョーとかあんつぁまとか、男性陣が良かったですね。イケメン各種取り揃えてる感がwww
ヒロイン大河だし主人公は女性に人気の綾瀬はるかだし、非常に女性向けの大河ドラマでしたね。個人的には会津戦争編のときの八重が一番好きだけど。


ただ八重(に限らず女性陣全般)が最後までほとんど老けなかったのには閉口したなー。
綾瀬はるかは所作や声色で年齢を表現してただけに残念。
女性が主人公の大河の何が嫌だっていつまでも齢取らないこと。お前は荒木飛呂彦かと。


まあいろいろ言いましたが、一年分の感想を一言で述べると、
尚之助さまみたいな旦那さんが欲しいです(真顔)


あと来年の大河は岡田准一君が主人公なんですね。見ます