NRK活動報告書

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087:アカイイト

運命の相手とは赤い糸で繋がってるとか何とか昔から言われてるよね。
そんで「どこかに引っかかって切れてるんだ」という冗談もよく言うよね。
あれさ、切れてても別に支障はないと思うんだ。
出会ってなければ運命の相手かどうかなんてわかりっこないんだから。運命の相手以外のそこそこ相性のいい別の相手と出会って結婚してそれなりにうまくやっていけばいいだけの話じゃん。
それよりもその運命の相手に出会って、その相手とどうあっても相容れなかった時の方がずっと悲惨だと思うんだ。
ありがちなパターンでは身分が違いすぎるとかね。あとロミオとジュリエットみたいな状況とか。
あと、運命の相手が必ずしも異性とは限らない。
この人しかいないと思えるような運命の相手と出会えたとして、それが男同士、あるいは女同士だったとしたら。
そしてそれが一方通行だったとしたら。


いやね、この前帰省した時に久しぶりに読み返してみたんよ。これ↓
[rakuten:zenkanmanga:10000816:detail]


厩戸王子(聖徳太子)と蘇我毛人(蘇我蝦夷)の2人を巡る話。厩戸王子が毛人に片想いしてるんだけどこれが報われなくて王子が不憫で不憫で。
小学生の時に読んで衝撃を受けて歴史の授業で飛鳥時代のあたりだけ妙に気合入れて授業聞いたりしたっけ。
そんでまあ、10年ぶりくらいに再び読み返してみたらもうすっげえ面白いの。
去年奈良行った時に色々と聖徳太子について調べたんだけど、聖徳太子に関する伝説とか歴史的な事件とかがちゃんと話の中に盛り込まれてて、それをうまく活かしてる。昔読んだ時には気付かなかった。
あと、小学生の時は理解できなかったところとか勘違いしてたところとかが分かったり。
やべえ、本当に面白いぞこの漫画。


かいつまんで見所を紹介しよう。
・あなうつくし厩戸王
・調子麻呂かわいいよ調子麻呂
・おいしいところを持ってく淡水
刀自古UZEEEEEEEEEEEEEEE!!


アニメ化しないかなー。やるとしたら最低でも2クールは使って欲しい。
あ、厩戸王子の声は皆川純子希望。
主題歌は志方あきこで。


ちなみにこの漫画は厩戸王子が摂政になって遣隋使を送る計画を立て始めるあたりで終わるんだよね。
そんでギャグマンガ日和聖徳太子小野妹子を隋に派遣する(そして一緒に行く)ところから始まるんだよね。


なるほど、毛人に振られたショックでアホになったんですね、わかります。