NRK活動報告書

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091:罪と罰

これなー。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090314ddm001040020000c.html
とりあえず学生は辞退してもいいらしいので安心。住民票は実家にあるからその度に帰るのは無理があるぜ。


辞退が認められる人はいいけどさ、本人にしてみれば「こんなの出てる場合じゃないよ」って理由なのに辞退が認められないとかあるだろうね。
辞退していいのはこういうことらしいけど。
裁判員制度 | ○ 裁判員になることは辞退できないのですか。
仕事があるからってだけじゃ休めないのなー。まあ当たり前っちゃ当たり前なんだけどさ、

法律では,とても重要な仕事があり,あなた自身が処理しなければ,著しい損害が生じると裁判所が認めた場合のみ,辞退が認められます

つってもねぇ。例えば派遣とか非正規職員とかだったらその人じゃないとダメってことはなくても、休んだからじゃあ明日から来なくていいからってなることもあるんじゃないだろうか。

裁判員の仕事に必要な休みをとることは法律で認められています(労働基準法7条)。
また,裁判員として仕事を休んだことを理由に,解雇などの不利益な扱いをすることは法律が禁止しています(裁判員法100条)。

そうは言っても実際やられたら泣き寝入りするしかないんじゃないの?
クビにならないまでも休んだ分の給料減らされるとか、日雇いとかだったら一日休むでも辛いんじゃなかろうか。


あと、法律の知識のない一般人がどこまで公正な裁判ができるかだよね。

裁判実務の専門家でない国民の皆さんが刑事裁判に参加するのですから,争点の判断に必要な証拠を厳選して証拠調べを行い,できる限り,法廷での審理を見たり聞いたりするだけで事件の内容を理解できるような審理を行いたいと考えています。また,検察官や弁護人は,裁判員に分かりやすい立証や弁論をするよう努めなければならないこととされています。したがって,裁判員が,多くの書類を一つ一つ読み込まなければならないということはありません。

だそうですが。
調書とかに端から端まで目を通すってわけでもないみたいだし、プロと違って慣れてないから週刊誌とかテレビとかの影響で変な先入観持ったりしそう。

被告人の有罪無罪の判断や有罪の場合にどのような刑にするかという判断は,他の裁判員や裁判官と一緒に証拠に基づいて議論をする中で決めていくことになりますので,そのような議論を通じて,その事件について抱いていた先入観も解消されると思います。もちろん,裁判長や他の裁判官も,この議論の中で,証拠以外の情報に基づく意見があった場合には,それが証拠に基づくものではないことを指摘するなどして,裁判員に証拠に基づいて判断いただけるように努めることになります。

いやぁ…理屈ではそうだけどね…難しいと思うよ…
選ばれた人も一時の感情に任せて判断しないようにしなきゃだよね。


まあ、まだ始まってもいないから良いか悪いかはやってみないとわからないけどさ。
受け身でニュース見てるだけじゃなくて、法律とか裁判とか、そういうものをみんなが自分の頭で考えるようになる良い機会だとは思うよ。
私はもし選ばれたらやってみたい。
とにかく始めてみて、それで改善すべき点を少しずつ直していけばいいよ。
なんでもかんでもダメだって言うんじゃなくてさ。


引用元はこちらでしたー。
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