2日目:2月27日
7:00頃に仙台駅に到着。
bricが就活の何やらが夕方まであるので、待ってる間に単身で塩竈・松島を攻めてみる。
コインロッカーに荷物を預けて行動開始。最近のコインロッカーって鍵ないんだねー。ハイテク。
「そばの神田」というどこかの前髪パッツン剣士(CV櫻井孝宏)を彷彿とさせる立ち食い蕎麦屋で腹ごしらえしてから仙石線で塩竈神社を目指す。本塩釜駅で下車。
朝早くに行ったので人がいなくてゆっくり見られるぜ。
早朝、塩がまの明神に詣。国守再興せられて、宮柱ふとしく、彩橡きらびやかに、石の段九仞に重なり、朝日あけの玉がきをかゝやかす。(奥の細道)
202段だって。段がちょっと斜面になってて怖い。特に下りがね。
神前に古き宝燈有。かねの戸びらの面に、「文治三年和泉三郎寄進」と有。五百年来の俤、今目の前にうかびて、そヾろに珍し。(奥の細道)
これか。
三百年来の俤、今目の前にうかびて、そぞろに珍し。(笑)
日既に午にちかし。船をかりて松島にわたる。(奥の細道)
松島ーーー!!!
ついに来たぜ松島!ていうか天気悪っ!
電車の窓から松島の海岸が開けたときはマジで感動のあまり涙出そうになったw
駅を出たらちょうど遊覧船が出るところだってんで思わず乗ってしまった。
たまたま向かいの座席に乗り合わせたじいさんの解説を聞きながら島巡り。
抑ことふりにたれど、松島は扶桑第一の好風にして、凡洞庭・西湖を恥ず。(中略)欹つものは天を指、ふすものは波に匍匐。あるは二重にかさなり、三重に畳みて、左にわかれ右につらなる。負るあり抱るあり、児孫愛すがごとし。松の緑こまやかに、枝葉汐風に吹きたはめて、屈曲をのづからためたるがごとし。(奥の細道)
船を下りてから五大堂をちょっと見る。
透橋っていうの?透造?まあいいや、そんなんになってて、足元から海が見えるの。歩きづらい。
茶ナド呑テ瑞岩寺詣、不残見物。(曽良日記)
芭蕉さん達に倣って近くの土産物屋で牛タンまん(280円。わりと美味)なるものを食べてちょっと休憩。
レッツ瑞巌寺。
参道。
お寺の裏手の洞窟遺跡群。昔は修行僧がここで生活してたとか。
もっとちゃんと話を聞きたかったけど電車の時間が迫っていたので駆け足での拝観になってしまい残念。残らず見物はできんかった。
最後に雄島を見物。
雄島が磯は地つヾきて海に出たる也。雲居禅師の別室の跡、座禅石など有。(奥の細道)
地続きではないです。橋で連結されてる。
ここにも瑞巌寺で見たのと似たようなものが。松島の辺って修行の場だったりしたのかな。
もっと詳しく聞きたかったけど電車の時間が(ry
曽良の句碑もあった。
松島や鶴に身をかれほととぎす
まあこれ芭蕉さんの代作らしいけど。
そこからまた電車に乗って仙台へ戻り、17:01仙台発の東北本線で福島を目指す。
福島駅でbricと合流してbric宅へ。
夕方福島に着。其夜、宿bric。(笑)
意図せずして(いやちょっとしたけど)芭蕉さん達の行動パターンをなぞってしまったな。