NRK活動報告書

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001:伝言

保育園の頃に、クラスで伝言ゲームをやったことがあるんよ。
クラスを3つくらいに分けて、3チームとも同じお題を伝えるってことでチーム対抗戦みたいにしたんだけどさ。
まあ子供がやるゲームだから先生は簡単な単語をお題にしたのさ。
私は列の真ん中くらいだったかな。
前の子から「茄子」って伝わってきたから、ちゃんと聞いた通りに「茄子」って後ろの子に伝えたさ。
で、列の最後まで行って、答え合わせするわな。
先生「はい、じゃあ一番後ろの人は順番に答えを言ってください」
1チーム「年賀状」
2チーム「年賀状」
3チーム「茄子」


何でだよ。


そしたら先生が3チームの結果にぶち切れてさ、犯人探し始めやがったわけよ。
先頭の子から順番に何て伝えたか聞いてくわけよ。クラス全員の前で。

で、私の前の子は「年賀状って伝えた」って言うわけさ。
私は「茄子って聞いた」って言うじゃないですか。


何かもう明らかに私が犯人ですね、わかります。


でも私は確かに「茄子」って聞こえたんだけど、ということを一生懸命訴えても先生は全然信じてくれないしクラスみんなの前でふざけてないで真面目にやれだの嘘つくなだの説教されてさ。
何でたかがお昼寝前のゲームでそこまで言われなきゃいけないんだと。嘘つき呼ばわりまでされてさ。
その日は悔しくて寝られなかったのをよく覚えてるよ。いやいつも寝てなかったけど。


ちなみにそんなことがあったけど伝言ゲームはわりと好きです。でも茄子は嫌いです。