NRK活動報告書

更新は年に数回

戦場

私が働いてる料亭は完全予約制となっておりまして。
厨房にはその日のお客様の人数とか団体名とかコース内容とかその他詳細情報が書いてあるんですよ。来たらまずそれに目を通して流れを確認するわけさ。
で、昨日のお客様。
35名。
昼から懐石。
バイトは2名。
片方は新人。


修羅場確定。


しかも宴席の進む速さに定評のあるお得意様で、これは相当忙しくなるなと予想できたので、新人の1回生にあらかじめ伝えておきました。
私「今日は相当進むの早いと思うよ(だから人も足りないしキビキビ動いてね)」
新人「あ〜よかった〜」


良くねぇわこのボケが。


早く進む=早く帰れるって訳じゃねぇんだよ。どんだけ働く気ねぇんだお前は。
と怒鳴りつけたくなる気持ちをぐっとこらえて「相当忙しくなるからね。」って注意しといたけどあまり分かってない様子で「は〜い」と気の抜けた返事。
まあ新人だからしょうがないけどさ!


そんで宴席始まったら予想を更に上回る修羅場っぷり。
下がってきた食器の整理も追いつかないほどの回転の速さ。途中で処理落ちしたよ。
頭の中に「NOW LOADING」の文字がピコピコしてた。
そして新人は予想通り使えなかった。
私も最初はああだったのか。
よく先輩に殴り倒されなかったなぁ。

走れ走れ君達

本日のお客様。
10名様と2名様。
離れにてお食事。
両方懐石。
バイトは3名。
うち新人2名。
まあ昨日のうちに食器も全部出しておいたし、昨日と比べればまだマシでしょう。と気楽に構えてました。


うん、昨日よりは楽だった。
十分戦場だったけど。
まだ入って間もないから基本的な動きとか物の位置とかを把握できてないからモタモタしてて効率悪いんだよね。何回か怒鳴った気がする。気がする。
修羅場だったからあんまり覚えてないや。
いろいろ教えてやれればいいんだけどさ、忙しいときは自分で動いた方が早いんだよね。
仕事中ほとんど走りっぱなしだったなぁ。流れる汗もそのままに。
新人はずっと厨房から動かないし。片方はそれでもまだ気づいて動くけど昨日も一緒だった方は全然動かない。
そして隙あれば残り物を持ち帰ろうとするし。
もう飯やるから帰れと。


あーあ。Y君(バイトのチーフ的ポジション)来ないかなー。

ここまで来た

なんだかんだで今のバイトを始めてから3年目に突入。
板長にもだいぶ信頼されるようになってきました。
始めた頃は本当に使えなかったよな自分。よくお暇を出されなかったもんだ。
毎回怒られてたし、お料理ひっくり返したり運ぶ場所間違えたりいろいろやらかしたし。
正直辞めたいと思ったこともあったなぁ。
怒られるのが嫌だとかじゃなくてあまりの自分の不甲斐なさに向いてないんじゃないかと自信無くしてね。
当時3回生だったR先輩に「私もそうだったよ」と励まされて1つ1つ教えてもらってなんとかここまでたどり着いたって感じだな。
本当に先輩ありがとうございます。


今度は私らが1回生を教えてく番なんだよな。
ただ先輩みたいに褒めて伸ばすの苦手なんだよな。やっぱ私は鬼軍曹で行くわ。
R先輩ポジションはbricに任せるんでよろしく。